消 耗
燃尽滓
もえつきかす
TARGET / 憑かれる者 頑張りすぎて限界を超えた者・燃え尽きた者
……波を読む神が聞いて呆れる。お前の民は今日も燃えているぞ
THE SIN
邪神プロフィール
(海獣王・かいじゅうおう)
THE POSSESSED
憑かれた者の姿
燃尽滓に憑かれた者は、こう振る舞う。
(最後に、何もしない一日を過ごしたのはいつか)
(休むと決めた時、真っ先に浮かぶのは誰の顔か)
JUDGEMENT / 判定
五つのうち、二つ以上。
—それだけで、憑依は成立する。
THE FALL
堕ちた由来
燃尽滓は、一人の人間から生まれたのではない。
休まず働き続けることを美徳とされ、そう信じ込まされた者たちがいた。抜ければ迷惑がかかる。休めば居場所を失う。そう教えられ、疑わずに燃え続けた者たちの精神の澱が、長い年月をかけて一箇所へ沈んだ。凝縮し、固まり、人の形をとった。それがこの邪神だ。
全身は灰でできている。無数の亀裂が走り、動くたびに粒子が崩れ落ちる。亀裂の奥からは赤橙の光が漏れている。まだ燃えているのではない。燃え残りが、消えきれずにくすぶっているだけだ。
顔には白い能面を着けている。誰の顔でもないからだ。
THE METHOD
侵食の三段階
終わらせた量で一日を測るようになる。予定の隙間が不安になり、埋めることで安心する。この段階では、まだ手応えがある。
楽しかったはずのものが、やらねばならないものへ変わる。休む相談をする相手がいなくなり、休むこと自体に許可が要ると感じ始める。
何をしても心が動かなくなる。辛くはない。ただ、嬉しくもない。この状態を本人は「落ち着いた」と表現する。灰は静かに積もり続ける。
これが燃尽滓の「勝利」の形BATTLE
天界バトル / 戦闘能力
- 灰砕打(かいさいだ) 棍棒を真上から力任せに叩きつける。衝撃で灰が飛び散り、相手の体に纏わりつく。叩くたびに灰が積もり、動きが重く鈍くなる
- 灰幕(はいまく) 棍棒を横薙ぎに振り払う。着地点から灰の爆風が広がり、視界を完全に遮断する
全身の灰を無数の礫として凝縮し、一斉に叩きつける。降り注いだ灰がフィールドごと埋め尽くし、沼と化して動きを完全に封じる。
WORDS
邪神語録
……重いか。まだまだ積もるぞ
……波など、見えんだろう
……この灰は全て、燃え尽きた者どもの残骸だ。お前の民も皆ここに加えてやる
THE EXORCIST
この邪神に対敵する覚醒神
波は止まらない。
だが、退く波もまた波だ。