怠 惰
腐滞骸
ふたいがい
TARGET / 憑かれる者 努力をやめた者・自分の可能性を諦めた者
……鍛えて、何になる。どうせお前には、届かない
THE SIN
邪神プロフィール
(黒鉄神・こくてつしん)
THE POSSESSED
憑かれた者の姿
腐滞骸に憑かれた者は、こう振る舞う。
(去年、何を始めたか。—それは今、どうなっているか)
(買ったまま封を切っていないものが、いくつあるか)
JUDGEMENT / 判定
五つのうち、二つ以上。
—それだけで、憑依は成立する。
THE FALL
堕ちた由来
腐滞骸が身に着けている錆鎧は、拾い物ではない。かつて自分で鍛え、自分で纏った鎧だ。
この存在は、はじめ強力な戦士だった。振れば形になり、鍛えれば応える手を持っていた。だが振った回数のわりに、誰も見ていなかった。認められなかった日が積み重なるうち、振る前に一度考えるようになった。考える時間は年々長くなった。
動かない鉄は錆びる。錆びた鎧は重くなる。重くなれば、なおさら動けない。やがて鎧と肉体は癒着し、どこまでが自分だったのか分からなくなった。
兜の奥では今も、濁った黄色い目だけが光っている。やりたい気持ちの残滓だ。消えてはいない。ただ、動かすには重すぎる。
THE METHOD
侵食の三段階
道具へ手を伸ばそうとする瞬間に錆が走り、動きを止める。どうせ無理、まだ早い、準備が足りない—その感覚が手足に植え付けられる。
停止が長引くほど深部へ浸透し、欲求そのものを腐らせ始める。やりたいという言葉が、才能がない・今更遅いへと変質していく。
止まった自分を守るため、批判が外へ向き始める。動いている者を嗤い、環境を責める。動かない自分が完全に正当化された時、この邪神は根を張り終える。
これが腐滞骸の「勝利」の形BATTLE
天界バトル / 戦闘能力
- 錆嵐(さびあらし) 錆びた大剣を大きく振り回し、赤錆色の斬撃の嵐を放つ。触れた箇所に錆が広がり、動きを徐々に鈍らせる
- 腐れ霧(くされぎり) 黒い腐敗の霧をフィールド全体へ展開する。霧の中では炎が弱まり、相手の攻撃力が落ちていく
- 重しの呪い(おもしののろい) 巨体から発する停滞の圧力。近づくほど動きが重くなり、最後は一歩も踏み出せなくなる
両腕を大きく広げると、全身の錆鎧がバリバリと剥がれ始める。剥がれた錆が空中で渦を巻き、巨大な黒赤色の大波となってフィールド全体へ押し寄せる。波に飲まれた地面はすべて腐食し、黒い沼と化す。
WORDS
邪神語録
止まれ。お前もどうせ続かない
その炎も、いつか消える
疲れただろう。休め。ここでいい
終わりだ。全て腐らせてやる
THE EXORCIST
この邪神に対敵する覚醒神
道具は振ってこそ道具。
錆びる前に、一度振れ。