嫉 妬
蝕縁棘
しょくえんとげ
TARGET / 憑かれる者 孤独な者・他人の縁を妬む者・協力できず単独で動き続ける者
……縁とは、利用するモノだ。お前の針も、私の計算の中にある
THE SIN
邪神プロフィール
(骨針姫・こつしんき)
THE POSSESSED
憑かれた者の姿
蝕縁棘に憑かれた者は、こう振る舞う。
(最後に誰かの朗報を聞いた時、最初に浮かんだのは何だったか)
(その相手に、今も連絡できるか)
JUDGEMENT / 判定
五つのうち、二つ以上。
—それだけで、憑依は成立する。
THE FALL
堕ちた由来
蝕縁棘の甲冑は、腐食した漆黒と暗緑と金でできている。かつてこれは戦装束だった。誰かの隣に立ち、共に前へ出るための装いだった。
だが並んで立ったはずの列から、いつの間にか外れていた。理由は分からない。分からないまま、繋がりたかったという痛みだけが残った。
痛みは、冷えると固まる。固まった痛みは、やがて計算に変わった。誰と組めば得か、誰を切れば損をしないか—そう考えている限り、外されても傷つかずに済む。感情を捨てるとは、そういうことだった。
甲冑の隙間からは、今も黒い棘が生えてくる。抜くたびに増える。この邪神は、それを痛いと感じない。
THE METHOD
侵食の三段階
人を、役に立つか否かで見るようになる。挨拶も雑談も、投資と回収の言葉で説明できるようになる。この段階では、まだ関係は続いている。
他人と他人のあいだに、ひとことを置く。悪意のない忠告の形をしている。置かれた側は理由が分からないまま距離を取り、縁が一本ずつ細くなっていく。
誰も寄ってこなくなる。だが本人はそれを、選んだ結果として説明できてしまう。群れない自分は正しく、群れる者は弱い—その論に、もう反論する相手がいない。
これが蝕縁棘の「勝利」の形BATTLE
天界バトル / 戦闘能力
- 棘弾(しとげだん) 火縄銃から黒い棘を連射する。命中箇所から棘が蔓延し、相手の動きを封じる
- 腐食弾(ふしょくだん) 二丁目を抜いて撃ち込む。命中した武具そのものを蝕み、相手の得物から力を奪っていく
背中の二丁を取り出し、三丁を同時に構える。三方向から極太の棘弾を同時に収束発射する。策は常に複数ある—この邪神が三丁すべてを使うのは、この技だけだ。
WORDS
邪神語録
その針で何を縫う。誰も、お前に縫われたくなどない
縫えぬ針に、何の価値がある
……孤独は罰ではない。それが正しい在り方だ。さあ、認めろ
THE EXORCIST
この邪神に対敵する覚醒神
縫い目は一度では完成しない。
でも針を通した分だけ、衣になる。